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感染拡大中のデング熱 その症状と治療法は? [ニュース]

いまだに感染が拡大しているデング熱ですが、その症状とはどのようなものなのでしょうか?

そしてどのような治療法があるのでしょうか?順番にみていきたいと思います。

感染経路

デング熱は(ネッタイシマカやヒトスジシマカ)がデングウィルスを媒介することによって感染する感染症です。

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http://k4wu.com/qccnf5/

もともとデング熱に感染した「ヒト(患者)→蚊→ヒト」という経路で感染していき、ヒト→ヒトには感染しないことが分かっています。

上記の蚊のうち、ネッタイシマカは日本に常在していないので日本ではヒトスジシマカを介して感染する可能性があります。

症状

ヒトがデングウィルスに感染すると

    「2~15日(通常は2~7日程)の潜伏期間」
              ↓           
         「38~40℃の発熱」     
              ↓               
       「激しい頭痛、関節炎、筋肉痛、発疹」  

といったような症状が出ます。

風邪の諸症状のようではありますが、非致死性の熱性疾患であるデング熱と、重症型のデング熱の2種類があります。


治療法

デング熱には今のところワクチンや特異的な治療法はありません。

このように聞くと、じゃあ感染したらどうすればいいの?とか治らないの?などと思うかもしれませんが、大半の患者がかかるデング熱は上述した、非致死性の熱性疾患であるデング熱の方なので安心してください。

発症後、3~4日後より胸部・体幹から始まる発疹が出現し、四肢・顔面へ広がるがこれらの症状は1週間程で自然に消失するということです。

しかし一部の患者においては、熱が下がりかけたときに「デング出血熱」の症状が現れることがあります。

これは初期症状後3~7日後に起こり、体温低下に激しい腹痛、連続する嘔吐、呼吸促迫、歯肉出血、倦怠感、不穏、吐血といった症状が見られ、こちらは病院等で適切な治療が行われないと死亡につながる恐れもあるということなので注意が必要となります。

またデング熱には4種類のタイプがあり、それぞれに血清があり一度その血清を打って回復するとその血清型の免疫がついて一生続くのですが、その後に別の血清型のウィルスに感染すると重症型のデング熱になるリスクが増すということなのでこちらにも注意が必要となります。


唯一の予防策は「蚊に刺されないこと」なので蚊の多い場所に行く場合には長袖・長ズボンを着用するなどして予防をすることが大切です。


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